ロール成形加工とプレスブレーキ加工との比較や
量産までのスケジュールを紹介致します。
1.ロール成形加工とプレスブレーキ加工との比較
内容 | ロール加工 | プレスブレーキ加工 | ロール加工のメリット |
材料費 | 材料形態:フープ材使用 | 材料形態:スケッチ材 または定尺板使用 |
プープ材のほうがkg単価が安い |
L寸法 | 数値入力のみ 切断ユニットが成型ラインと 同調して切断 走行切断なのでラインは 止まりません |
スケッチ材が必要 シャーリング加工が必要 |
数値入力だけなので工数ゼロ また、L寸法ごとに材料を作る必要なし |
加工費 | ライン速度が基準 | 1ストロークが基準 | 一定速度で加工可能なため ベンダーより加工時間短く 加工費は安い |
金型費 | 専用型が必要 ロット2000m/月以上なら十分償却可能 |
凡用型(ただし製品形状によっては特殊型必要) | ロット2000m以上なら特殊型を使用するプレスブレーキ加工品より安い |
ロール加工の魅力は色々ありますがその中でも特に魅力なのがコスト&大量生産です。
もし現在、プレスブレーキ加工にて大量生産していて「工数&価格」面で不都合と
感じている方は是非弊社担当までご連絡お願い致します。
成形可能な形状であればすぐにお見積もり致します。
2.量産スタートまでの概略スケジュール
内容 | 日数 |
形状断面承認 | →3日 |
ロール金型設計(フラワー図) | −−→2週間 |
ロール金型製作 | −−−−−−→1ヶ月 |
切断金型製作 | −−−−−→3週間 |
ロール成形加工トライ | −−→1週間 |
ロール加工品提出(加工品承認) | −−→1週間 |
量産スタート | −−−→量産 |
上記の様に断面承認から量産スタートまで約1.5ヶ月〜2ヶ月と
多少日数がかかりますがその分製品品質には十分な対策を致しております。
しかもロール金型の耐久年数はほとんどの金型が半永久となっております。
*金型形状によってはそうでない場合もあります。